この季節、脛や腕、背中が以上に痒くないですか？
私たちの皮膚には200〜300種の細菌が繁殖しています。
これを「正常菌叢」と言います。
正常菌叢は外来から侵入するカビや細菌、ウイルスの防波堤の役割を果たしています。
一方では特定の種(カビ・細菌・ウイルス・)が増えないようお互いに影響しあい、調和を保っています。
しかし正常菌叢の中には日和見菌と言われる、皮膚免疫性の低下を虎視眈々と狙っている菌が存在します。
日和見菌には、黄色ブドウ球菌、化膿連鎖球菌、溶血性ブドウ球菌、カンジダ菌、緑膿菌(床ずれ)、マラセチア(黒澱風・マラセチア毛包炎・フケ)、コリネバクテリウム(皮膚炎・エリトラスマ・黄菌毛)などがあります。
日和見菌による疾患にはアトピー性皮膚炎や手荒れ、過敏症、赤ら顔、吹き出物、かぶれ、自己免疫疾患、炎症、カンジダ症、瘙痒性紫斑などがあります。
最近、瘙痒性紫斑と呼ばれる皮膚疾患が増えております。
脛や腕、頭部に発生し紫斑と体温の上昇に伴う以上な痒みが特徴です。
これは溶血性ブドウ球菌によるものです。
日和見菌による疾患が治りにくい理由は、殺菌剤と消炎剤に対して耐性を持つためです。
日和見菌が恒常性を取り戻すと外来菌に対して防波堤の役割を発揮し、皮膚に健康維持に大きく貢献します。
悪質物質の中止
無添加製品(パラベンフリー)
石鹸(無添加)
抗炎症剤(殺菌剤・消炎剤・ホルモン)
消毒用アルコール
逆性石鹸(塩化ベンザルコニウム)
化学化粧品
ネイルマニキュア
角質溶解剤(尿素・ヒドロキシ酢酸など)
不潔(洗浄剤の能力不足、洗浄不足)
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